スーパーで売られている『ケージ飼い』の卵

 以前もブログに載せましたが、ケージ飼いの卵が日本で流通しているほぼ全ての卵です。

卵は戦後、完全栄養食として安価で大量に生産できるので非常に重宝されてそうです。

日本人は特に一人当たりの年間卵摂取量が世界2位につけるほど多く、現在に至るまでケージ(鳥籠飼育)飼いが当たり前となっているのが実情です。

スーパーの特売日など10個で150円台などを見かけると思いますが、客寄せのための価格設定で品質の問題は度外視されています。(パックされた日から賞味期限が定められるよう…)

ケージ飼いが世界中から非難される理由の一つとして、狭い環境の中で照明を24時間管理された状態で卵を効率的に産むように設定され、生き物の鶏には過度なストレスが溜まっていき病気や体に異変が生じ、痛みや苦しみを感じる動物に対しての意識が変わってきたからです。

病気等で異変が生じた時に薬を飲ませていきますが、この抗生物質が微量ながら卵に反映されてしまい、人が食し続けると体内に蓄積されていきます。

1日に食べる飼料の半分の重さが卵の重さです。

この投薬を人間が摂取し続けると、耐性が確立され高齢になるにつれて日常飲む薬が効かなくなってくる説もあり、大変大きな問題となり得ます。

ですので、卵は特に子供の時から平飼い卵を食べて育った方が良いとされています。




写真はケージ飼いの様子ですが、卵を産む機械のようにセットされ、身動きが取れず、昼夜関係ない照明で、非常に劣悪な環境で一生を終えます。

卵は栄養価も高く、手軽で身近な食材なのですが、こういった養鶏のスタイルでないと供給できないのも現状です。


ケージフリーを宣言する企業が世界中で増えています。

2025年までに全ての卵をケージフリーにするという企業がURL内で確認いただけます。

https://cagefreeworld.org/asia/


『アニマルウェルフェア』

世界的な潮流であるアニマルウェルフェア(動物愛護)の観点から欧米をはじめとする多くのグローバル企業はケージフリーを宣言しています。

例えると、ディズニー、デニーズ、マクドナルド、スターバックス、サブウェイ、ネスレ、ユニリーバ、インターコンチネンタルグループ、IKEA等、国により差がありますが宣言をしています。

日本でもバタリーケージの卵を食べたくないキャンペーンが始まっており、日本のケージ飼い率94%の現状も少しずつ変化していくようです。


キャンペーンの詳細はURL https://www.hopeforanimals.org/end-cage-egg/



レパコが生産するフルーツエッグは平飼い卵です。

バタリーケージではない環境は鶏にとってストレスのない環境です。
フルーツエッグは飼料にこだわりを設けていますが、太陽の日を浴びる環境で
育つ卵が一番の栄養なのかもしれません。


訳: Cage=鳥カゴ  Free=自由の身にする という訳の通り、鳥籠の中で飼われない鶏が産んだ卵のことを意味します。



<各種ページ>

https://linktr.ee/fruitsegg



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