日本はまだ、ほぼ、『ケージ飼い』
『ケージ飼い』
みなさんは、ケージ飼いという言葉はご存じでしょうか?
『Cage』 = 鳥獣を閉じ込めておくもの。檻(おり)。かご。が意味として出てきます。
要するに鉄の鳥かごです。
アミノ酸スコア満点・栄養成分の高い"卵"は、戦後、多くの日本人にとって非常に大切な食料の一つでした。
1億2〜3千人いる現在の日本で、国産率95%以上という驚異的な国内時給を保っており、戦後からずっと変わらない養鶏スタイルで現在に至っております。
日本の卵消費量は、メキシコに次いで世界第二位のタマゴ大好き国民なのです。
スーパーの特売の目玉で10個入り100円台で売っていることもしばしば。
ということは、1個約10円台で販売されているということになります。
めちゃくちゃ安価です。
安価ということは、企業努力もありますが、いろいろな部分で不安要素も出てきます。
安すぎるものには、カラクリがなければ安くできません。
食材=体内に取り入れるものですから、きちんと見極めて選んでいきたいですよね。
ケージ飼いの鶏はあまりメディア等、画像で見ることはないと思いますが、あえてネット画像から1枚ピックアップします。
*優しめな画像ですが、ひどいものだと、毛や皮膚が抜け落ち、爪は伸びて絡まり、目もうつろ、そんな環境で毎日たまごを産む。死なないように抗生物質を与え続ける。悲惨な状況です。
ニワトリは毎日約120g(個体差有り)の餌を食べ、約60gの卵を産みます。
食べたものの、半分の重さの卵を産むのです。
アンテナを張った消費者の方はもう自分で情報を集め、卵以外でも見極めた食材をチョイスする時代になってきています。
たかが卵ですが、食材のバックボーンを知るとより良い食環境に恵まれ、身体にも良い循環が回ってきます。
世界的な潮流であるアニマルウェルフェア(動物愛護)の観点から欧米をはじめとする多くのグローバル企業はケージフリーを宣言しています。
例えると、ディズニー、デニーズ、マクドナルド、スターバックス、サブウェイ、ネスレ、ユニリーバ、ウェンディーズ、インターコンチネンタルグループ等、国により差がありますが宣言をしています。
ちなみに、日本でもバタリーケージの卵を食べたくないキャンペーンが始まっており、日本のケージ飼い率約95%の現状も少しずつ変化していくようです。
レパコが生産するフルーツエッグは平飼い卵です。
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